端を向いて歩こう。(仮名)

フリーライター・キクタヒロシのブログです。アメブロから引っ越してきました。

イ、イエ、これは“ドラえもん”じゃなく“銅羅衛門”ですので・・・(;´▽`A``

30年ぐらい前まででしょうか、日本のマンガ界には“パロディもの”というジャンルがありました。他の作家さんのキャラクターを使って面白おかしいマンガにしちまえ!というもので、今でいう同人マンガみたいなモンです。まぁ当時はエロ方面に特化されてはいませんでしたが。 

 

しかしながら、現在ではイロイロと諸問題がありまして商業出版においてパロディものを掲載するのは難しいご様子ですので、日本の出版業界がおおらかだった時代を懐かしみ本日ご紹介致します作品が

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叙情的ホラーマンガの祖・日野日出志による『銅羅衛門』でゴザイマス!ちなみに漢字は素直に音読みでお読みくださいまし♪ 

本作品は『マンガ奇想天外』臨時増刊号『パロディ・マンガ大全集』(奇想天外社/昭和56年発行)に掲載されたモノで、日野日出志ファンからは話のタネ的に人気が高いのですが、如何せん、やっぱ当時でも問題があったのか単行本未収録となっております(笑)。 

 

 

っーか、他の掲載作品がパロったキャラクター名をそのまま使用しているのに対して、本作品は微妙に名前を変えている辺り、「いえ、コレはウルトラマンではなく、ワラトラマンですから」と言い訳にならない言い訳を用意しているパチモン商品のような弱気な姿勢であって、言い換えればフ○コフ○オとそのファンの強大さを痛感出来る事柄と言えるでしょう(笑)  

で、その内容なのですが、 

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このようにのぶたシャイアンの似顔絵に鉛筆を突き刺しているという、イヤな2コマからスタートしております(笑)。ソレをみたヤク物中毒顔の銅羅衛門は

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「これ借りるぜ・・・」とハードボイルドにのぶたの貯金箱をかっさらい、血の池、針の山など拷問器具満載の<ミニ地獄マシン>

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ふふふ・・・、と購入してきます♪  

この機械は写真を入れるとその人物が豆つぶぐらいになって地獄の箱庭内に出てくる、というモノで、あとはアナタのおスキなように♪というワケです。

 

モチロン、のぶたと銅羅衛門はしゃいあんに対して皆様がご想像した通りの仕打ち 

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を行いますが、のみならず、ついでとばかりにソネ夫までもその餌食に。 

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その後、この二人は飽きもせず毎日この虐殺遊びに熱中していたのですが、ある日のび太、いやっ、のぶたがお小遣いを落としてしまい、地獄マシンのローン支払いが滞ってしまってため、罰として一週間の地獄行き決定、釜茹でや火あぶりにされつつ、「あついよ~」「助けてえ~」と困り顔をしているトコロでジ・エンド

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というほのぼのオチとなっております(笑) 

 

っーか、コレを掲載した奇想天外社のノーフィアーぶりがステキ過ぎて、現在この出版社が存在していないのが残念でたまりません(笑)