ハシッコばっかりメにトマル。(仮)

フリーライター、キクタヒロシのブログです。新刊『昭和の怖い漫画 知られざる個性派怪奇マンガの世界』発売中です!

復讐スルハ女子高生ニアリ。

いや、もうその作品が近所のレンタルDVD屋さんに登場してから1年以上、ずっと気にはなっていたものの、ジャケに記載されております、 

 

この作品はグロテスクな描写を含んでおります云々

 

っー注意書きに血が苦手なボクは尻込みして借りる勇気が無かったンですけれども、ついに先日、ココロがささくれだっていた勢い(;^_^Aでとうとう借りてきてしまったのが

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片腕マシンガール(監督・井口昇/2007年度作品/日活)デス♪ 

 

 

コレ、日活の映画になってますけれど、実は外国資本で製作されたスプラッターだったりするうえ、日本では映画祭りとかレイトショーでしか公開されなかったンですが、ソレは至って適当な処置だったとか思います、ボク。

 

殺人の罪を着せられ自殺した両親を持ち、世間から殺人者の子供として白い眼でみられながらも強く生きる主人公・日向アミとその弟・ユウだったんですが、そのユウが忍者服部半蔵の血を引くヤクザの息子・木村翔にイジメを受けた挙句殺されてしまいます。

 

ユウの死は自殺と断定されたものの、納得のいかないアミはユウの日記からイジメの事実を知り、事件の解決を図ろうとしますが、最初に訪れたイジメッ子宅では逆ギレした親に左腕をテンプラとしてカラッ♪と揚げられてしまいますf^_^;

 

この凶行に「暴力は何も生み出さない」がモットーであるものの、実はキレるとトンデモないタイプだったアミは鬼神と化し、イジメっ子どもをミナゴロシにかかります。(;°皿°)

 

しかし、そんなアミの活躍も束の間、いじめのリーダーである翔殺害を図ったものの多勢無勢、忍者ヤクザの木村一家に捕らえられ、指から左手を細切れにされるという拷問(><;)を受けた末に左手を失う事に・・・

 

 

・・・こー書くとストーリー的にはただただ重過ぎる内容(所々クルってますが)なのですが、実のところ人死にシーンがもろにマネキンだったり、安すぎる感じのCGだったりと、モノ凄んごいチャチかつスターシップ・トゥルーパーズを凌駕する有り得ないレベルで血がシャーシャー噴出すンで、最早ギャグと化しており笑うしかないため(;´▽`A``余り暗さは感じさせません。 というより、敢えて笑えるような作りをしております。

 

聞くトコロによると低予算でまともなSFXが使えないため、ソレを逆手にとってC級ノリにしたのかと。 

まぁ正直、いくら作り物でもグロ過ぎかな~、っー場面もあるンですけど(苦笑)、そんな血と肉が飛び散り捲くっている映画であるがゆえ、主人公役の八代みなせ嬢も全編通じて 

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8割方はモノ凄んごい表情をしておられるのですが、その 

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ケモノっぷりがなんだかカッコイイ!と思わずにはいられません♪  

片腕に装着したマシンガンを発射する時やたら画面がビカビカとフラッシュするなどカラダにも悪い感じの本作品ですが、そこら辺りにご注意の上、興味のある方はゼヒ♪