ハシッコばっかりメにトマル。(仮)

フリーライター、キクタヒロシのブログです。新刊『昭和の怖い漫画 知られざる個性派怪奇マンガの世界』発売中です!

東京最後の秘境。

慣れというのは恐ろしいモノで、地元民であるため余り隔世感を感じなくなってしまっているものの、時にフと、

 

なんかココってオカシイよね、街も人も( ̄ー ̄;

 

軽く背筋が寒くなる場所。

ソレが中野

 

中央線沿線特有なサブカルチャー気質の根付いた地でありながら、今や第2の秋葉原とされるほど萌え文化も発展してしまった街。ソレが中野。

 

 

そしてそんな中野を象徴するのが中野ブロードウェイであり、そんな中野ブロードウェイをまるまる一冊使い、東京最後の秘境として紹介してしまった本がコチラ

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のせすぎ!ブロードウェイ(辰巳出版/2009年)デス。 

 

 

基本、まんだらけ様を始めブロードウェイ内にございますマニアックな店舗紹介や中野発オタク系アイドル紹介が中心となっているのですが、この本、実は中野ブロードウェイ商店街振興組合公認でございまして、その振興組合さまが主催なされている中野ブロードウェイについての様々な知識を問う

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中野ブロードウェイ検定対策講座

 

なるものが掲載されていたりするのがポイントです。っーか、中野ブロードウェイ検定なるものが存在しているコト自体アゼンなンですけれど、ソレに合格するメリットを感じないのはボクだけでしょうか? 

それとも書いたりするんでしょうかね、履歴書の資格欄とかに。

 

今現在サブカルチャーっーと萌えとかコスプレとかエロ同人が代表のようになってしまっているのは、かつてのアングラかつドロップアウトな文化の総称であったサブカルを通過してきたボクからすると甚だ遺憾なのですが、まぁ善良な一般市民の方々からすればメクソハナクソ♪なんでしょうね(;^_^A 

最後に、検定には出題されないような豆知識をご紹介しますと、かつて中野ブロードウェイは不良の溜まり場となっており、地元の学校では出入り禁止令が出されたりするような危険地帯だったりしました♪

 

ちなみに、ボクが仲良くしている中野ブロードウェイ内のとある店舗の店員さんにその話をしたら、

 

まぁ、今もいっぱいいますけどね。違った意味でキケンな人たち。

 

とさも当然の如くニコヤカにお答えになったのはココだけのハナシ(;^_^A