夢に見た25年前の未来。
なンだかヤル事盛りだくさんで先月さっぱりブログ更新できず、更新したとしてもテキトーな短文でお茶を濁してましたが今回、久々に長文でご紹介しちゃうのが、今より45年前の1966年、高度経済成長真っ只中の日本においてバラ色と思われた20年後の未来、すなわち現在より25年過去の1985年日本予想図を描いたコチラ
真鍋博・著『絵でみる20年後の日本』(日本生産性本部/昭和41年初版)デス♪
本書はですね、星新一作品の挿絵などでも知られ、当時、未来図を描かせたら当代随一と言われていた真鍋博氏が、当時名高った経済学者のセンセが発表した近未来予想に基づいて描いたモノであります。従って本書に描かれた1985年日本予想図がどんなにノーテンキなモンであっても真鍋センセイに罪はございませんので先にお断りしておきます。
で、本題に入りますと、専門家が予想した1985年というのは
昭和30~40年代に少年マガジンとかのグラビアに掲載されていたような、無機質なビルの間をチューブが走っているという、アトムちっくというか、その頃のステレオタイプな近未来だったり♪
・・・当時、日本は科学的に発展中でしたので、
科学さえあればなンでも出来る!(A・猪木風)
というイケイケなノリになってしまったンでしょうね♪逆に言えば科学に無限の夢が持て、科学さえあれば恒久な平和が訪れると思えた、そンなシアワセな時代でした。
まっ、ソレは兎も角、本書の予想通りに科学が発達していれば、気象さえも科学で操る事ができたそうですよ。例えば
上図の左側に立ってる鉄の棒みたいのは雷の避雷針みたいに地震を発散、被害を無くしてくださるという超優れモノのようで、ナゼにコイツの開発に力を注いでくれなかった、当時の日本政府!!
さらにはこの図がなンなのかと申しますと
各家庭に牛乳専用蛇口を完備、24時間いつでも牛乳をごきゅごきゅ飲むコトができる未来図デス♪
・・・どこまで牛乳に飢えてたンですか?1966年の日本国民!?
とかなンとか申しましたが、ホントは実現されている予想もありますし(ゴメンナサイ)、ナニより真鍋氏の細かく暖かな絵を眺めているだけでホノボノとした心持にくる本書、もし見かける機会がございましたらゼヒゼヒお手にとってご覧くださいませ♪
では本日はココらへんでヾ( ´ー`)