マシン時代の道化師たち。
さて問題です。コレは一体ナンでしょう??
って問題にするほどでもなかったですかね(笑)。そう自動販売機のコイン投入口です。いつもボクらがナニ気ナクお世話になっております見慣れた自販機も、考えてみれば結構なテクノロジーの結晶でありまして、自販機こそが「マシン時代の道化師」であるという主張を声高らかに発している本がコチラ、
『自動販売機【マシン時代の道化師たち】』(1988年発行)デス!
この本、キッチンやお風呂、トイレなど水回り商品で有名な(株)INAX様が文化事業として行われておりますショールームの展示会を後に書籍として編んだモノでして、本自体の構成やデザインがさり気なくステキです♪
まぁ考えてみればソレもそのはず、居住空間という日々接していなければならないモノに重要と思われる、主張し過ぎずそれでいて飽きが来ない、という難しいデザインをクリエイトしている(株)INAX様なら当然のコトかも知れません。
で、本書の内容ですが、自販機のデザインや機能性などの考察はモチロンのコト、その普及に一役も二役も買った
コカ・コーラ自販機の遍歴なども特集しています。また面白いトコロでは今となっては懐かしいバブル時代を象徴するような
宝石自販機などの変り種や、ソレと真逆かとも思われる
チビッコたちの小遣いを巻き上げマシン・ガチャガチャなども取り上げているという痒いトコロに手が届く、盛り沢山な内容でございます♪
ちなみに個人的にツボでしたのはイチイチ図解入りで説明してくださっております
コインの投入方法がバカバカしくてタマリマセン( ´艸`)
あまり古書店とかでも見かけない(株)INAXの出版物ですが、もしお見かけの際は手に取って見るコトをオススメ致しますデス♪