サムライの国。
どういうワケだか、被災地よりも東京の人々の方が物品買占めに走っているようです。
被災地の方々が買占めをしないようになされているのに。
震災の翌日、行きつけの西友にゴハンを買いに行った際に
戦後の闇市を彷彿させるような人の波を必死にかき分け、
抱えきれないほどの食糧や日用品を買い求める人々を店外から眺めた時
なんとなく、
あの輪の中に入りたくないな
と思って店に立ち入らなかったボクは現在、
早くも手に入らずに困った、というモノが出てきちゃいました。
牛乳とかトイレットペーパーだとか。
でもですね、別に被災地ではナイ東京に住んでいるボクは、今のところ
飢える事も、凍える事も無いワケです。
その程度の状況下においては、やっぱ見栄を張りたいんですよ。
サムライの国、日本に生まれたからには、ちょっとばかりの飢えや我慢など
“武士は喰わねど”を実践しないでどうする?!と思ってしまうワケなんですよ、
ボクとしては。
本当にギリギリの状況下におかれている方が、未だたくさんいらっしゃいます。
本来なら東京に回している物品も、被災地の方へ回す事ができたのですよ。
とりあえず、今のボクに出来るコト。武士は喰わねど高楊枝。