今回も書庫から出てきた本について。
昭和40年代前半~中頃に発行されたと思われる貸本マンガ、桜井ヒロミ先生の『境界線の子シリーズ2 姫子』。
シリーズ名からして良いですね。
シリーズ第1巻を持っていないので断言できないのですが、多分、「人」と「人外」の境界線にいる主人公を示したシリーズ名なのかな、と思います。
基本的にはSFやファンタジー色のある少女マンガなのですが、テーマ的に人の暗部などヘビーなものを内包しており、考えさせられる点があるのが僕好み。
少女マンガ好きの方のみならずオススメしたい作品です。