PCの下僕
以前も同じような記事を書いた気がするんですが、ここ数日、パソコン作業にかかりっきりでした…。
詳しく言えばPCで作業をしていたのではなく、新しいPCを購入したのでそれを以前と同じ環境で使えるようにするための準備です。
いやー、もうある程度は覚悟していたのですが、想像していた通りのウンザリする作業でした。
僕がつい先日まで使用していたのがwin7搭載のPC。
皆様ご存じの通りにwin10への半強制アップグレードが始まっていたものの、win10にしてしまうと使えなくなってしまうアプリがあったりして困るし、そもそもwin10がまだ安定していない気がしたので、勝手にアップグレードされないよう防御していたのです(苦笑)。
が、今年に入ってからwindows月例アップデートの度にトラブルを起こすようになりました。プログラムの更新ができないのです。1月に専門店でPC修理を依頼していた事もあり、そちらに相談すると「修理できてなかったのかもしれない」と引き取って検査してくださったのですが、PC自体に問題はなく「ただ異常にプログラムの更新に時間がかかる」という結論でした。
ちなみに僕が家で更新プログラムの取得を試みて待った時間は12時間とかです(苦笑)。それでもダメなのででお店に持ち込んだのですね…。
そんな事が2か月連続で起こっていたため、「PCに問題はない」と言われても、実際問題としてプログラムの更新の度に数日かかり、その間PCでの作業ができないのではお話になりませんので、自分でも色々と調べていたのですが、どうやらコレが原因かなぁという記事を見つけました。
最近の月例アップデートでは、PCに入っているプログラムの精査(?)が行われているらしく、それが終わらないとアップデートが始まらないとの事。ここで思い当たったのがそのPC、以前9年間に渡って使用していたPCから引っ越しソフトを使用してソフトやら設定やら全てを移行させていたのです。そのためwin95用など最早開けもしないアプリや破損しているであろうプログラムも入ってしまっており、それが「プログラムの精査」の際にエラーを起こし、異常に時間を取られている、と僕なりに結論づけました。
で、今回一念発起して新たなPCを購入した訳なのですが、前回の教訓をもとに引っ越しソフトなどは使用せず、必要なファイルのみをUSBメモリを使って移行、ソフトは全てインストールし直しました。これだけでもかなり時間がかかったのですが、新しいPCには希望もしていない某ウィルス対策ソフトが入っており、それの設定のせいでメールの送受信が上手くいかなかったため、そちらの対応にも数時間取られる事に…。
そんなこんなで漸く「ちゃんと使える」PCとなったのが昨日の事。
大半は初回起動時におけるプログラムのダウンロードやインストール、リカバリメディア作成などにかかった時間とはいえ、ほぼ20時間ぐらい費やしました。
ここ数か月、トラブル続きでPCを信用できなくなっていたため、何かの作業をする度に無事終了するのか常に不安、という精神状態にあり、もうすっかりグッタリしました(苦笑)。
でもお陰様で、新PCは問題無く作動していますので、しばらくしたらPCの動作への不安感も薄れてゆくと思います。
今現在、僕の仕事といえば全てPCを使用するものです。
そのためPCのセットアップやメンテナンスも仕事の一部なのかも知れませんが、「仕事をするための前準備」に時間を取られたり、不安感などの精神的ダメージを受けたりするのは「バカバカしい」というのが本音です。
PCやインターネット環境のお陰で仕事ができているものの、それに振り回されるような「PCの下僕」から早く脱却したいと心から思う、今日この頃の僕なのでした。