ハシッコばっかりメにトマル。(仮)

フリーライター・キクタヒロシのブログです。初単行本『昭和のヤバいマンガ』発売中です。

“ブラックカレー”に見た夢は・・・

本日、セブンイレブンに立ち寄ったら“ブラックカレーヌードル”をいう新製品がレジ前に山積みになっていました。どうやら日清とセブンイレブンがタッグを組んでの商品という事で大々的に売り出しているようですね。 

ボクはカレーヌードルな気分ではなかったので購入はしなかったのですけれど、そのネーミングが気になりました。ボクら30代以上の男性なら多くの人が記憶しているはずのマンガ、『包丁人味平』(牛次郎・原作/ビッグ錠・作画)に“ブラックカレー”というヤバすぎな料理が登場しているためです。

 

現物が手元にナイので記憶を頼りに書きますが、『包丁人味平』はそのタイトルが示す通り、主人公・味平が様々なライバル達と料理対決を行っていくという対戦料理マンガの始祖的存在です。 

で、問題のブラックカレーは、世界中を旅して修行を積んだ“カレー将軍”鼻田香作との対戦時に登場します。この鼻田、アタマはモヒカン、トレードマークは常にクスリでも染み込ませてあるんじゃ?と勘繰りたくなるような鼻マスク、というあんまり眼を合わせたくないようなルックスであり、さらに「カレーで日本を征服する」などと発言するなど、キャラが立ちまくっています。

 

そんなカレの作り出すブラックカレー、試食を際は正直ウマくないという評価だったのですが、なぜかまた食べたくなる不思議な味を持ち、連日店は大盛況、味平との料理対決にも完勝したのです! 

そんな麻薬的な魅力を持つ鼻田のブラックカレーなんですが、味の決め手はズバリ麻薬でした(笑)世界中旅して見つけた最高のスパイスは麻薬♪結局、シャブ漬けにしてまで客足を集めていたという驚愕のオチ!  

でも、なんでソレがバレちゃったのかというと、鼻田にクスリの中毒症状が現れちゃったから♪

最終的に、たかがカレー屋を繁盛させたぐらいなのに『俺は神!』と魂の叫びを発しながら、救急車で何処か(説明拒否♪)へ運ばれてゆく鼻田。料理対決の判定は覆り、味平の反則勝ちと相成りました、とさ。

 

もしかしたら、コレ知っていてのネーミングだったのかも知れないですね、“ブラックカレーヌードル”。一度食べたらクセになる!という意味で。あっ、もちろん麻薬は入っていませんよ(笑)。第一、入れたくとも高価なクスリをカップラーメンのような大衆食に使用していたら、原価割れしちゃうからね♪