ハシッコばっかりメにトマル。(仮)

フリーライター、キクタヒロシのブログです。新刊『昭和の怖い漫画 知られざる個性派怪奇マンガの世界』発売中です!

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

とろける♪

<とろける>というコトバにはなんだか甘美な響きがありますよね♪ ソレが食べ物に使われた場合、無条件においしさ30%UPな気がしますし、感情面で使われた場合には官能的な表現ですらあったり。 そんな“とろける”でありますが、とろけられるとイヤな感じ200%U…

ストレートな、あまりにストレートな

ドモ、自分が気になっちゃった本なら哲学書からゲームの攻略本まで読む、雑食かつ偏食なボクでございます♪ まぁ最近はまともな本をほとんど読んでナイ気がしないでもナイですが、ソレはさておき、本日、自分内ルールで 基本的に100円で売ってるモノしか買わ…

おぞましい実験室。

自分ができないコトをサラリとやってしまう人間がいた場合、例えソイツがキライなヤツであったとしても素直にスゴイなぁ、と感心してしまうタイプです、ボク。 まして、自分が気にはなっていても間違っても触れようとは事柄に立ち向かい、成し遂げてしまう人…

東京最後の秘境。

慣れというのは恐ろしいモノで、地元民であるため余り隔世感を感じなくなってしまっているものの、時にフと、 なんかココってオカシイよね、街も人も( ̄ー ̄; と軽く背筋が寒くなる場所。 ソレが中野。 中央線沿線特有なサブカルチャー気質の根付いた地であ…

幸や不幸は、もういい。

先日ですね、マンガ家・イラストレーターであられますボッカ先生と話している時、カレがその名作を読んでいないと判り、個人的にソレはマズイかろうと思いましたので強制的読了させるための無理矢理プレゼント大作戦を決行致しますのが 業田良家・著『自虐の…

マシン時代の道化師たち。

さて問題です。コレは一体ナンでしょう?? って問題にするほどでもなかったですかね(笑)。そう自動販売機のコイン投入口です。いつもボクらがナニ気ナクお世話になっております見慣れた自販機も、考えてみれば結構なテクノロジーの結晶でありまして、自販機こ…

怪奇な城とジャーナリズム。

当ブログでも、現在とは比べ物にならない昭和40~50年代の怪奇系児童書のヤリスギ感について度々言及して参りましたが、数ある怪奇系児童書の出版元の中にあっても、子供に読ませるもんちゃうやろ!というR指定なブツを連発していたのが<ひばり書房>様でござ…

世界が終わっても、ソレを忘れない。

ソレを古本屋さんの100円コーナーで見かけた時、隠そうともしていないダジャレタイトルをつけている潔さにココロ惹かれて手に取っただけなンですが、興味半分でパラ見した途端、速攻レジへとボクを向かわせた作品が 『任侠沈没』(山口正人・著/全3巻/日本文…