ボクがアイしたカレ。
幼少時に出会った彼に、時に憤慨し、泣かされ、憎んだ事さえあります。
それでも彼から離れる事が出来ず、その後をついていったのは、その先に必ず大きな喜びが待っていたから。
そんな彼に、僕はなけなしのお金を貢ぎ続けましたが、彼が与えてくれる喜びに比べれば、それはほんのちっぽけな代償でした。
しかし、そんな蜜月も数年で消え去ってゆきました。活躍のフィールドを広げ、どんどん先に行へと進んでゆく彼に、僕は追いてゆく事が出来なかったのです・・・
それでも、そんなカレの姿を街で見かけると、今も財布の紐が緩んじゃうボクが本日購入したのがコチラ
ペプシのおまけ『スーパーマリオ』です。っーかマリオいませんけど(苦笑)。
ボクにとって初代『スーパーマリオブラザーズ』ってのは別格のゲームでして、ガキンチョの頃コレに出会っていなければ今みたいにレトロゲーム集める事も無く、出費の5パーセントぐらいは控えられるハズ(笑)。まぁボクに限らず初代スーマリに思い入れを持つ人が多いのはこのペプシのおまけみたく、近年でもキャラグッズになっちゃうコトからも証明されているかと。
むろん、現在でもこの人気ですから当時の熱狂ぶりたるや凄まじく、当時品の
『スーパーマリオブラザーズ大百科』(実業之日本社/1986年初版)に拠れば
タオルや
おむすび(の素)、
ファミコンカセットから手足が生えてるヤバめな造形のフィギュアまで様々なキャラグッズが発売されたようです。
ちなみに本書、「マリオストーリー」と題し、
マリオに関するテキトー過ぎるお話を捏造したりしているも、今やこの見どころの一つと言えるかも♪
で、ここまで人気を博すとパチモンが発生するのが世の常でして、ボクが先日捕獲した
マリオのパチ消しゴムなどポージングが
40年前のプロレスラー定番のモノですし、
髪がロングでパーマな辺りはマリオ後ろ姿の新解釈と言ってヨイ感じ。さらに
白めガチで濁りきった目付きはどことなくホラー♪
でもですね、マリオでホラーと言えば、その発想がドコから沸いて出たのか製作者のアタマを覗いてみたい超絶パチモノ「怪奇マリオブラザーズ」の右に出るモノはアリマセン♪♪
かなり以前にも怪奇クリボー
を紹介したンですが、本日はいよいよ満を持して怪奇マリオサンにご登場を願いマス!
どーです、この凶悪な面構え!
ビリビリしちゃいますよね♪薄ら笑いを浮かべた半開きの口と宙を泳ぐ視線は多分
手にした人面キノコを喰っちゃったからなンでしょうね、きっと(苦笑)。
多分、これからもボクはカレにお金をつぎ込んで行くンでしょう、ただし、凛としたかっちょいいカレでなく、大衆に消費され尽くし奇形化しちゃったカレにでしょうけど♪