どっちなんです、カツオさん?
ドモッ、ご無沙汰しております、午前二時のボクです♪
というワケで既にミッドナイト、さらに言えば草木も眠る丑三つ時という、ちょっぴり怖い時間帯ですので早くおフトンに入らなくっちゃなのですが、こンなマンガ本がひょっこり出てまいりましたのでなンとなく紹介いたしますのは
谷川勝夫・著『青い衝動』(東京漫画出版社/昭和44年初版)です。
まっ、ジャケをご覧頂ければなンとなく分かるかと思いますが、青年の持つ刹那的・廃頽的など悪い衝動のみを題材としたアンニュイな短編集なのですが、内容については別の機会に譲るとして、ボク的に一番気になって仕方ナイのはジャケ右下の一文だったり。
劇画、小説、どっちなんです、カツオさん??
注射をすればなおるわよ!?
ドモっ!またまたご無沙汰しちゃってるボクなンですが先日、こンなン見つけちゃったら皆様にご紹介せずにはいられませぬなのがコチラ
亜良樹久文・著『思春期のカルテ』(三和出版/平成元年発行)デス☆
タイトルとジャケ絵のユルさ加減から思春期のお悩み相談みたいな本かと思われる方が多いと存じますが、紫髪した女医のセリフと思われる
注射をすればなおるわよ。
が不穏なモノを感じさせており、その正体をさらにワケワカラナくさせておりますが、詰まるトコロは
だったりするのが驚愕です♪
っつーか本書、診察室というシチュエーションにあくまでこだわる稀有な作家・亜良樹久文の第一作品集にして23年経過した今も最新単行本であり、超レアなのは至極当然な結果としても超高額本かつ絶大なる人気を誇ったりするので世の中面白いデス♪♪
で、内容に関して書いちゃうとまた不適切認定の上閲覧不可とされてしまうので詳細は省きますが、診察にカコつけて医者が患者にイタズラしたり、
フツーに診察されているにも関わらず、なンか患者がコーフンしたりするおハナシ集です♪
一つ例を挙げますと、五月病のストレスから腸を悪くしてしまった女性が、病院での検査中に堪え切れず粗相してしまい恥ずかしかった、というオハナシなど、どーいうわけか花をバックに
「メイ・シック(ルビは五月病)ね」とアンニュイなヒトコトで終わっており、取ってつけたポエミー・エンディングがウサン臭さを倍増イイ感じ☆
多分、世のほぼ100パーセントの人が一生事が触れるコトのナイであろう本作品、今までエロマンガは一切取り上げぬと誓っていたボクに、その禁を破らせるに充分なブツでありました、とさ♪
一日早く、一月遅く。
唐突ですがボクの住処ったら東京は中野区にあるンですのに、最寄駅界隈が文化の香り皆無な感じだったりしちゃいます(;´▽`A``
っつーか、子供の頃(ぅんじゅう年前)なぞ自宅の周り畑ばっかりでしたしね。そもそもボクん家自体、おじいちゃんの代までお百姓さんですし☆
そンなワケでボクったらオサレを気取りたい学生時代から最寄駅を一切使用せず、徒歩30分近くかかるJR中央線・阿佐ヶ谷駅を我がココロの最寄駅として愛好してきたのですが、そンな阿佐ヶ谷駅近隣のパールセンター街で本日5日より
七夕祭り
が行われます。
一体全体、なぜ実際の七夕より一月遅れで開催されるのかは不明、というか調べるのもメンドくさいこのお祭り、結構有名ですのでご存じの方がほとんどではないでしょうか。
で、さきほど人混みが世界で一番キライな場所であるボク、一日フライングして商店街のアーケード天井からぶら下げられている飾りつけを観てきちゃいました♪
うん、いかにも手作りって感じで味わい深いモノがあります♪
このお祭り、ボク的にお店の方々がせっせと作られたこの飾り付けこそキモだと思っていたのですが、今は昔なバブリーの頃より業者に依頼したと思われる立派ではあるモノの無味乾燥な飾りつけが主流になってしまっていたのですね。
しかしながらココ数年、ひたすら続く不況による経費削減のためだとは思うのですが、また手作りのモノが主流になってきたと。
まっ、理由自体は歓迎すべきモノではナイかも知れませんが、やっぱり
他のお店に負けないような、お客さんを楽しませるモノを披露しよう!
って気持ちが一番大事であると思うンですよね。そーいうのって不思議と見る側にも伝わるモノですし。
とかなンとかエラソーなコトを書き連ねましたが、毎年阿佐ヶ谷七夕祭りを観にいかれている方はもちろん、興味はあるものの行ったコトがナイ方はぜひ阿佐ヶ谷パールセンター街を訪ねてみてくださいませ♪来週9日まで開催しておりますので。
・・・とか書いてたら阿佐ヶ谷辺りは雨が降ってきたのですけど、七夕に雨はつきものなンですかね~(;^_^A
生きてカエル。
先日、馴染みの古本屋を覗いておりますと背後から
あっ!生きてたんですね!!
と懇意にしている店員Aさんから声をかけられました、どっこい生きてるボクです♪
イヤっなンだか最近貧乏ヒマ無しちゅーか働けど我が暮らし楽にならずジッと手を見るな生活を体現しておりまして、気が付いたらブログの更新も二週間以上ナシ、姿も見かけない、ブログも更新されていないでAさん、ちょっと心配してくれていたようなンですね。ありがたいコトでございます(TωT)
そンなワケで久々の更新となりますが、ご紹介致しますのは最早ソチラさまが新製品を出す度に取り上げているンではないかと思われます(株)奇譚クラブさまのガチャガチャ
『おさんぽカエル v1.5』でございますのよ♪♪
この商品、基本はストラップなのですが、紐の部分を首輪のリードに見立てているという説明書きがございまして、そのご説明通り紐を引っ張ってみると
為すスベなく引き摺られる無気力ガエルさんの姿があるワケなンですが、本来の目的であるストラップとして使用したなら
なンだかおさんぽとは違うテイストが醸し出されちゃうンですが(;´▽`A``
明らかに狙っているとしか思えない奇譚クラブさまのダークさ加減にまたもや惹かれずにはいられない、夏の日のボクなのでした、とさ♪
ゴジラと武道と宗教と。
ハイ、コチラは前回の記事から引き続いております。
世界を滅亡に導かんとするゴジラに日本古来の武術・骨法で勇敢にも立ち向かっていった青年、ゴジラに渾身の一撃を見舞おうとするのですが、
数秒後には跳ね飛ばされて儚い命を散らしたのでありました・・・(-。-;)
場面は変わって数年後、青年の死後生まれた子供・健太郎を連れた妻が墓参りに来ておりますが、突如、青年の墓がガタガタと動きだし、周りの小石が健太郎に向って飛んでいきました。
コレは一体ナニ!?と困惑する妻と読者をヨソに
辛酸を舐め尽くした30代のような顔に豹変し、自らその正体を明かし始める健太郎。そう、健太郎は
ゴジラの生まれ変わりだったのデス♪
劇中、ココまで語られていませんでしたが、青年の骨法による打撃はゴジラの内蔵を破壊しており、決戦後数日持たずしてゴジラは死亡、その霊魂は復讐の為に青年の家族を皆殺しにしようと妻の胎内に宿っていた健太郎に乗り移り、この世に生まれ出ていたのです!!
・・・しかし、いくら前世はゴジラとはいえ、現在のカラダは人間、そンな凡百の能力で採った復讐手段といえば
岩を使っての撲殺
というリアル&生々しい手段だったり(;´▽`A``
上図のようにボッコボコにされ瀕死の妻でしたが、健太郎(中はゴジラ)がトドメに渾身の岩攻撃を見舞おうとするや、自然に手が動き、健太郎の顔に触れただけで、そのカラダを遥か天空まで吹き飛ばしてしまいました!
もしや、この神秘の力は骨法!?
・・・気づくと妻は霊界にいました♪ソコには亡くなった夫とこの世に生を受ける事が出来なかった健太郎が、優しく彼女を見守っています。
健太郎曰く、カレはソッチで父より骨法を学んでおり、そのチカラを使って母を守るべく守護霊になった、というコト♪ナニがナんだかよくわからないものの、なンとなくハッピーエンディングの気配ですが、ソコは風忍センセイ、一筋縄ではイキマセン!!
夫に促され妻が空を見上げると、現界と表裏一体である霊界において地球は腐り始めていたのです!
そしてソレは人間の怒りのエネルギーによって進行しており、怒りや破壊を繰り返す限り、未来は無いというコトを警告するために、ゴジラは霊界からの人類への警告として、現界に現れていたとのコト。
そして更なる不安を煽る&唐突に、
「霊界で起きたことは必ず現界でも起こる」
「でも救いの道はどこかにあるはずよ・・・」
という妻のコトバをもって、いったいドッチやねん!という感じのもやもやエンディング(;´▽`A``
・・・う~ん、骨法に始まって大本教で終わる。一度観た事ナイですけど、こンなテイストなンですか、ゴジラ??
本書のジャケに謳われていた「僕らはこんなゴジラが見たかった!」の通り、こンなオハナシなら観たくて仕方がナイ、もやもやうずうずな今日のボクなのでした、とさ♪♪