21世紀のファミコン。
ココ数日、とある名作と謳われるゲームボーイアドバンス(以下GBA)用ソフトが1,050円ナリで販売されているのを購入するかどうか迷っていたのですが昨日、とうとう購入を決意して販売店に行ってみるとSOLD OUT、
1週間ぐらいは売れ残っていたのに、人が買おうと思ったらナゼ売れている?
というマーフィーの法則的感慨を味わいましたm(_ _ )m
縁が無かったと諦めつつ帰宅後、ナニゲにゲームを放り込んでいる棚に目をやると、先ほど買い逃したゲームがしっかりと並んでいるのを発見、以前に購入したのを完全に失念している自分にアゼン(;^_^A
まっ、1,050円ドブに捨てないで済んだので結果オーライなンですけど。
ソレは兎も角、レトロゲーム好きなボクにとって最新ゲーム機はGBAなンですが、世の中には
今がファミコン全盛期
とばかりにファミコンを愛し、日々その楽しみ方を追求なされているというツワモノがいらっしゃいます。そのお方の研究成果を一冊に纏めた本がコチラ、
恋パラ支部長(まんが/波多野ユウスケ)・著『21世紀ファミコン』でございます♪
帯の<『スーパーマリオ』の対戦ルールを考えてみた。>なる記載をご覧頂ければイロイロな意味でアレっ?と思われたかと存じますが本書、1,500にも及ぶ過去の遺産であるファミコンソフトを、製作者側の意図を無視したプレイ方法や独自ルールで堪能、楽しみ方の可能性を追求しております。
レトロゲーマーorファミコン全盛期にガキんコ期を過ごした世代でなければハナシについてこれないかも知れませんが、名作穴掘りゲーム『ディグダグ』にて、ゲームクリア条件である敵の全滅を目指すのではなく、プレイ経験者にしかその激ムズさが分からない画面上の土を全部掘るコトに目標をおいてみたり
レトロゲーム操作方法のスタンダードであります<Aボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃>の役割を入れ替え、習慣によるボタンの押し間違えがゲーム最大の敵であるコトで有名な『チャレンジャー』においては
二人でひとつのコントローラーを持ち、片方は攻撃とジャンプを駆使して敵を撃退しつつ、片方は方向キーでキャラを動かし、敵や穴に突っ込ませての自爆を狙うという、遊んでいる姿を想像するになンだかアレな対戦プレイを提案しているのですが、
実際にプレーすると案外オモシロイそうデス♪
本書の著者であります恋パラ支部長氏の探究心に感心しつつ、本稿をまとめさせて頂くのなら
人間、楽しもうとするキモチがあればなンでも楽しい
ってコトで♪