ハシッコばっかりメにトマル。(仮)

フリーライター、キクタヒロシのブログです。新刊『昭和の怖い漫画 知られざる個性派怪奇マンガの世界』発売中です!

2011-01-01から1年間の記事一覧

思索するムクロ。そしてココロに花。

人間は考える葦である とは大昔のエライ人のお言葉。 植物の葦は細いため風に吹かれると曲がり、一見弱そうに見えるも実はしなやかに風を受け流し、それが止んだ後では何事も無かったかのように、元に戻る。 その姿を、運命に翻弄されつつもそれに順応して乗…

食べられる動物。

休日は目的が無くとも街を徘徊する事にしているボクですが先日、フラッと立ち寄ったお店でこンなぷりてぃーなフグさんのストラップを発見、思わず購入しちゃいましたっ♪♪ しかもコレ、裏っ返すと 食用部位が一目瞭然、実用性も兼ね備えているというスグレモ…

セピア色の神わざ。

最近、自分が持っているコトを失念し同じ本を買ってしまったりします。 もう年っての確かにありますケドね、量が膨大になると曖昧になるンですよ、記憶ってヤツも。イヤ、マジで(;^_^A まぁ、ほぼゴミみたいな本ばっかですが年間500冊ぐらいは購入して同じぐ…

サムライの国。

どういうワケだか、被災地よりも東京の人々の方が物品買占めに走っているようです。 被災地の方々が買占めをしないようになされているのに。 震災の翌日、行きつけの西友にゴハンを買いに行った際に 戦後の闇市を彷彿させるような人の波を必死にかき分け、 …

大きなちっぽけに。

あの日以来、自分の無力さを痛感しています。 ある程度、いろいろな経験を積んできたつもりであっても、今、目の前で起こっている眼を覆うばかりの出来事に対して何一つの手助けもできず、それどころか、日々の現実を事実として受け入れ難く、未だに悪い夢を…

みなさん、ご無事ですか!?

昨日より現在日本を襲っている大震災に、バタバタしておりました。 ボクの方はいろいろと損害は出たものの、お陰様で体は無事でした。 亡くなられた皆様や、そのご家族の方を考えれば、それだけでも有り難い事だと、切に思います。心よりお悔やみを申し上げ…

末期のアダ花。

ファミコンのゲームでですね、 ジャケ絵がこンなファンタジーかつパチテイストに溢れ、かつゲーム画面が こンなだとしたら、大概の人は立派なドラQエのモドキのB級PRGを想像しますよね! まっ、実際のトコロ、その想像は9割方正解なンですけど(;^_^A、…

愛読書は『夜と霧』。

本日ご紹介いたしますは、昭和30~40年代に絶大な人気を誇った劇画家、故・佐藤まさあき先生の代表作であり、個人的には最高傑作だと思っちょります 『堕靡泥の星(ダビデのほし)』、佐藤プロダクション版(昭和58年)でございます!! 大学教授の家に生…

かわいいホネ♪

ドモっ!最近コンビニ離れが著しいボクです♪♪ イヤ、だって帰り道にある西友だと同じモノが全然安いンですもの♪24時間やってるし♪VIVA!西友♪♪ と、コレ以上書くと関係者っぽいのでヤめますが、なンで今まで利用してなかったかな~?思うぐらい便利です…

かわいい・おいしい・マル。

どこを切っても、ハイ、金太郎! そんな眼でも楽しめ、素朴な味わいもどこか懐かしい金太郎アメ。皆様も一度は口にした事があると思います。 ボクも幼少時、何度かお土産にもらったりして舐めたりしたものですが、正直言わせていただくと、その まンま砂糖味…

込み上げる、想い。

ここ数日、就寝前にとある本を読んでいるのですが、それを読んでいるとなンだかノスタルジックなような、切ないような、そんな温かい気分になり安らかな眠りにつけます。 ボクにとっての睡眠導入剤的本、それは 馬波レイ・大地将・共著『プロレス スーパーゲ…

宇宙人とチーズと戦士と。

ドモっ!今一番欲しいDVDは『矢追純一のUFO現地取材シリーズ』、そンなボクデス♪♪ 三つ子の魂百までと申しますか、オーバー30のミステル・ヤオイの番組に胸をトキメかせた世代にとっては“UFO”なるコトバはパブロフの犬状態な反応を示すモノでありまして、…

科学への夢と日本の土俗。

ドモっ! 年末年始の激務で心身ともにホトホト疲れ切り、労働イヤイヤ病が発症、今月はあンま働かず蔵書を売って生活費を捻出しようと考えている、そンな中野区ダメ人間代表のボクデス♪ そーいうワケでココ数日、本を売りに行くのが日課の如くなっているボク…

佩はハイ、おびるの意。

ドモっ! 年老いてただ余生を過ごすのみとなった時、打ち込みたいものベスト2は刀鍛冶&仏像掘りなボクデス♪ こンなブログ書いてますケド、案外思考回路は古風なボク、ハタチぐらいの頃に新渡戸部稲造の『武士道』やら平田弘史のマンガを読んで、そのプライ…

どんなに時代が変わろうと、代わり映えしないもの。

どんなに時代が変わっても、案外人間の根源的な想いというものは代わり映えしないものなのかも知れません。 そんな、いつの時代も代わらぬ若者たちの悩みや苦しみ、そして“生きる”という事を作品を通じて訴えていた故・永島慎二先生。 本日、その永島先生の…

生きていく、という事。

生きていく という事は、恥を晒し、そしてそれを忍ぶ事であるのかもしれません。 人は誰しも知らぬが故失敗し、それを恥じ入るからこそ、過ちを繰り返さぬよう学んでいくのです。 江戸時代の武士の如く、恥を恐れ、プライドのために命を捨てる。それもまた美…