ハシッコばっかりメにトマル。(仮)

フリーライター、キクタヒロシのブログです。新刊『昭和の怖い漫画 知られざる個性派怪奇マンガの世界』発売中です!

袋とじの意味。

(ご注意:本文は前回の続き記事ですので、未読の方は先にソチラをお読みくださいませ♪♪) まっ、オトナになった今では この、商売上手♪ のヒトコトで済ますコトの出来るソレも、当時ナケナシの小遣いをはたいて雑誌を購入したチビッコ達にとっては、悪鬼の如…

スーマリ256W。

ボクら’80sに少年時代を過ごしてきたモノにとって、外すコトが出来ない文化としてファミコン文化が挙げられるかと存じます。 ソレは1985年の夏のコト。 当時、たまに親に連れていってもらう喫茶店でしかTVゲームに触れる事が出来なかったボクにとって、TVコ…

壮大なる奇譚。

『奇譚クラブ』なる雑誌名を耳にしたコトがございますでしょうか? その雑誌は今から60年近くも前に創刊され、当時の日本ではかなりアブノーマルとされていたSMプレイを紹介し続けたため発禁処分を受けたコトもあり、廃刊となった現在においても一部では高…

上から下に、下から上へ。

もはや携帯電話が日常に必要不可欠となった現代において、自らの持つ携帯のデザインはファッションの一部と化しています。 そして、そんな携帯に付けるストラップも言わずもかな、自らの趣味嗜好を表現するに欠かせないアイテムです。 …とか言いつつ、壊れな…

アナ、フタツ。

人間というモノは自分の力ではどうにもするコトの出来ない事態に直面したり致しますと、神や仏、人によっては宇宙人といった人智を超えた存在にすがってみたくなるようです。 まっ、そのテの代表格が宗教的なモノかとは存じますが、ソレよりもうちょっとライ…

一つ多い事としばしのお別れ。

どもっ!ご無沙汰しておりました♪ サラリーマン時代から 誕生日は(有給とって)働かない。是が非でも。 というダメダメなポリシーを持っているボク、実は先日がその誕生日で、ブラブラ古本屋さんなんかを覗いておりますと、というか誕生日に古本屋に居る時点…

甘くみてると くっついちゃいますよ?

以前ですね、このブログを見てくれている知人が あんなもの、ドコで見つけてくるんですか? と問いを投げかけてきまして、ソレに対するボクの答えというのが 街歩いてりゃ眼に入るじゃん。 だったりしました♪ つーかですね、ボクって凄まじく常識人だったり…

UMAとノスタルジックと。

やはり生まれ育った地元には、少なからず愛着みたいなモノが生まれますよね。ボクの場合、その地元ちゅーのが今や 第二のアキバとも言われる中野 だったりするのでヒジョーにビミョーだったりするンですが、それでも中野から広く世間に発信されるモノは気に…

アナタを亡くし、一年が過ぎ・・・

ど~も~... 先週イッパイ続いていた体調不良より労働をお休みしておりましたが、火曜より休めない仕事が三日間続いていたため半ば強引に戦列復帰、なんとか容態を悪化させずに生還できましたが、ミもココロもクタクタな感じっす(´д`lll) 。 まぁ良く考える…

のびのび ぺったん びよーん♪

いや、もう来月の収入がマジヤバイっーに、こーいうの見つけちゃうと買わずにはいられないのは持って生まれた業ゆえなのかしら? それは本日、ごはんを調達に買い物に出かけた時のコト、今となっては珍しい個人経営の乾物屋さんの前を通り過ぎた時、怪しすぎ…

カミシメル恐怖。

皆様、“ジュンジ”と言えば誰のコトが思い浮かびますか? ボク的にはスーパー・ストロング・マシンこと平田淳嗣も捨て難いのですが、ココはやはり季節柄、稲川淳二大先生を推しておきたいトコロ。 以前は夏の風物詩のごとく稲川先生の怪談番組をテレビで放送…

甘い生活。

ドモっ! 先日より体調不良で労働をお休みしていたのですが、軽めのシゴトを選らばせて頂けたので明日より職場復帰してみます。っーか来週中頃に休めないシゴトが続いちゃってるンで、カラダがどこまで労働に耐えうるのか、様子見のリハビリってトコですが。…

高みを望む、過酷さ。

突然ですが皆様、現在の生活に満足なされてますか? <上見りゃキリ無し、下見りゃキリ無し>とは言うモノの、諸事情がある方や精神的マゾヒストを除く大抵の方々が、現在の生活を向上させるため更なる高みを目指して努力したり、足掻いたりするのが現状かとは…

無償の愛、それを与えずには滅びてしまう性。

さて、前回軽くご紹介しました川島のりかず・著『フランケンシュタインの男』(ひばり書房/1988年発行)ですが、まだ紹介文を書くつもりもなく、どんな風に書いたモノかしらン?と軽くワープロ打ちしていたつもりがフと気付くといつの間にか一時間半も経過して…

少年少女、純粋でイビツな愛。

ドモ! 本日より6月に入り天候も安定し始め、やっと初夏の気配が訪れた感のある今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? ボクはダメダメDeath(´д`lll) 実は先週ぐらいまで精神的に参ってまして今週、ソレにやっと折り合いをつけココロが健やかになって…

とろける♪

<とろける>というコトバにはなんだか甘美な響きがありますよね♪ ソレが食べ物に使われた場合、無条件においしさ30%UPな気がしますし、感情面で使われた場合には官能的な表現ですらあったり。 そんな“とろける”でありますが、とろけられるとイヤな感じ200%U…

ストレートな、あまりにストレートな

ドモ、自分が気になっちゃった本なら哲学書からゲームの攻略本まで読む、雑食かつ偏食なボクでございます♪ まぁ最近はまともな本をほとんど読んでナイ気がしないでもナイですが、ソレはさておき、本日、自分内ルールで 基本的に100円で売ってるモノしか買わ…

おぞましい実験室。

自分ができないコトをサラリとやってしまう人間がいた場合、例えソイツがキライなヤツであったとしても素直にスゴイなぁ、と感心してしまうタイプです、ボク。 まして、自分が気にはなっていても間違っても触れようとは事柄に立ち向かい、成し遂げてしまう人…

東京最後の秘境。

慣れというのは恐ろしいモノで、地元民であるため余り隔世感を感じなくなってしまっているものの、時にフと、 なんかココってオカシイよね、街も人も( ̄ー ̄; と軽く背筋が寒くなる場所。 ソレが中野。 中央線沿線特有なサブカルチャー気質の根付いた地であ…

幸や不幸は、もういい。

先日ですね、マンガ家・イラストレーターであられますボッカ先生と話している時、カレがその名作を読んでいないと判り、個人的にソレはマズイかろうと思いましたので強制的読了させるための無理矢理プレゼント大作戦を決行致しますのが 業田良家・著『自虐の…

マシン時代の道化師たち。

さて問題です。コレは一体ナンでしょう?? って問題にするほどでもなかったですかね(笑)。そう自動販売機のコイン投入口です。いつもボクらがナニ気ナクお世話になっております見慣れた自販機も、考えてみれば結構なテクノロジーの結晶でありまして、自販機こ…

怪奇な城とジャーナリズム。

当ブログでも、現在とは比べ物にならない昭和40~50年代の怪奇系児童書のヤリスギ感について度々言及して参りましたが、数ある怪奇系児童書の出版元の中にあっても、子供に読ませるもんちゃうやろ!というR指定なブツを連発していたのが<ひばり書房>様でござ…

世界が終わっても、ソレを忘れない。

ソレを古本屋さんの100円コーナーで見かけた時、隠そうともしていないダジャレタイトルをつけている潔さにココロ惹かれて手に取っただけなンですが、興味半分でパラ見した途端、速攻レジへとボクを向かわせた作品が 『任侠沈没』(山口正人・著/全3巻/日本文…

復讐スルハ女子高生ニアリ。

いや、もうその作品が近所のレンタルDVD屋さんに登場してから1年以上、ずっと気にはなっていたものの、ジャケに記載されております、 この作品はグロテスクな描写を含んでおります云々 っー注意書きに血が苦手なボクは尻込みして借りる勇気が無かったンです…

肉色の怪物。

最近、労働帰りに深夜まで営業しているレンタル使用ビデオ販売店にて、100円で売られているゴミみたいな映画を漁るのが日課となりつつあるボク、今まで血が苦手なため敬遠していた、ヤリ過ぎで最早ギャグと化したスプラッタにもチャレンジしてみようかしら?…

その手は離さずに。

前回書きましたステキなお店にて実はもう一点、ボク的に大本命なモノを購入してきておりまして、稿を改め、もったいぶってご紹介するのはやっぱり正体不明f^_^;なコチラ どーいうワケだか恐竜がファーストフード店を破壊しているトレーディングカードNo.21『…

怪しいブツはナイか?、と。

とあるステキなアメリカンTOYのお店は店員さんが親切で、「怪しいブツは無いかぁ~!?」と子供を探すハマハゲの如き視線でウロついてるボクのような客にも「ナニかお探しですか?」とお声をかけてくださいます。 以前そんな時に なんかヘンなモン無いかな、と…

怨敵は・・・ファンタ!

本日ご紹介するは、“ヤリ過ぎな終末感が素晴らしくてユカイ♪な昭和40~50年代の地球滅亡モノ児童書”から 『迫ってる!地球危機 大特集』(ケイブンシャ/昭和50年)をピックアップ♪ 本書は、“小さくて、あつくて、楽しい本!”のキャッチフレーズでお馴染み(?)<…

タンショーでケーハク。

トートツですが、1980年代は短小軽薄の時代と言われています。 コレは電化製品などが技術的に発展し、軽量化・薄型化・小型化し需要を伸ばし好景気を呼んだためで、欧米などからみると犬小屋扱いされちゃう日本の住宅事情をかんがみれば当然のコトとも言える…

黒いショーケース。

先日、地元にありますステキなアメリカンTOYのお店を覗いて来ました。 そこにはカラフル&ポップなおもちゃが並び、ゴスロリな感じのお嬢さんがプリティーでレトロなフィギュアを楽しそうに手にしたりしていたンで場違いな居心地の悪さを感じつつもココロ…